自己紹介

今日のおはなし

• みんな大好きR Markdown
• でもそのまま使うだけだともったいない
• 新機能やちょいネタを時間の限りご紹介

補足

• 今回の内容は以下のGitHubリポジトリにまとめています
  kazutan/TokyoR53
• 以下の環境で動作を確認しています
  • プレビュー版RStudio(v0.99.1130)
  • github版rmarkdown(v0.9.5.12)
  • Mac, Ubuntu環境

タブ機能、ほしくないです?

• R MarkdownではBootstrapが組み込まれている
• Bootstrapにはタブが実装されている
• なんとかなるんじゃね?

実装してみた

• R Markdownでタブ機能の実装 - Qiita
  • タブ部分はhtmlだけど、それ以外はうまく収まった
  • その他にもBootstrapの機能が使えた

# {.tab-content}

<ul class="nav nav-tabs">
  <li class="active">
  <a href="#tab1" data-toggle="tab">tab1</a>
  </li>
  <li role="presentation">
  <a href="#tab2" data-toggle="tab">tab2</a>
  </li>
</ul>

## tab1 {#tab1 .tab-pane .active}
hogehoge. hogehoge.


## tab2 {#tab2 .tab-pane}
wasshoi! wasshoi!

三ヶ月後…

• 本家が(もっとエレガントに)実装した
  • javascriptを組み込んでタブ部分を自動生成するっぽい
  • サンプルはこちら
  • 見てる方向は近かった、それでいいじゃないですか

    ## タブセクションのタイトル見出し {.tabset}
    (タブ前の内容)
    ### タブその1
    (タブその1の内容)
    ### タブその2
    (タブその2の内容)

見出しリスト、いいですよね

• YAMLにtoc: trueでサクッとできる
  • でもトップにしか出てこない
  • できればサイドメニューとして出てくれたら…
  • てかそれ、Bootstrapにあるってことは…

新機能として追加されました

• YAMLに以下の2行を加えるだけでOK
  • 詳しくは本家ドキュメント参照
  • サンプルはこちら
  • 日本語見出しの場合には注意が必要
  • なんかBootstrapの機能をmdで実装できる環境になってきた気が

---
output:
  html_document:
    toc: true
    toc_float: true
---

Rmdファイル、作るの面倒

• Rmdファイルを作成するには…
  • RStudioでボタンをポチポチ
  • (たぶん)あるんだろうけど、YAMLは結局書き直すことが多い
  • 関数の引数で色々指定して、一気に作れるといいのに

ないならば作る、そ(ry

• zousan::new_rmd_ja()
  • devtools::install_github("kazutan/zousan")
  • オプションで色々指定できます
  • 完全に私の好みで作ってます
  • feather requestやpull requestおまちしてます
    • でも他のちゃんとした自作パッケージに移行するかも…

Webサイトまでやってよ

• R Markdownには豊富な機能が満載
• もうどうせならWebサイトまで作ってよ
  • ひとつひとつrenderするの面倒
  • できればRStudioでポタン一つでできないの?

できました

• 以下の環境が必要です
  • RStudioプレビュー版
  • rmarkdownパッケージのgithub版
• 細かい手順はrmarkdown本家ドキュメントを
  • ポイントは_site.yml
  • RStudioのProject Option…でbuild toolsをWebsiteに設定
    • これでサイトを一発でbuildできるように
  • サンプルはこちら
  • ソースコードはこちら
    • ここに現在マニュアル作成中…

はい、ありました

• flexdashboardパッケージ
  • 簡単にダッシュボードレイアウトを作成可能
  • devtools::install_github("rstudio/flexdashboard")
    • Rmdのテンプレートから新規作成
  • 詳細は本家のサイト参照
  • サンプルはこちら
  • ソースコードはこちら

Enjoy!

• 今回のネタに興味がある方は@kazutanもしくはr-wakalangの#rmarkdownへ
• 本発表のgithubリポジトリ
  • kazutan/TokyoR53