R MarkdownでWebサイト作成
2017/03/25にfukuoka.R #7にて発表してきました。
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R MarkdownでWebサイトを構築する理由
まあ色々ありますが,当日口頭でしか伝えてなかったので補足しますと…
- Rを含むコードと実行結果をそのまま組み込んで公開できる
- 静的なサイトなので公開がスムーズ
- CMSばりのことができる
- htmlをRで生成できる(プログラマブル)
などです。すべてオープンソースでかなりのことができる,というのは大きいでしょう。
必要な技術・知識について
実のところ,R Markdownの知識や技術が一通り必要です。私が考えるR Markdownのスキルマップでは最後の方に位置づけています。こう言うと「やべぇめっちゃむずかしいんじゃねぇの手を出すのやめようか…」と思われそうですが,「Bootstrap組み込んでjQuery使えるようにしてページを部品化してプロジェクトとして管理して運用する」というのを実現しようとするなら,HTML, CSS, JavaScriptなどの相当な知識と技能が求められます。これらを習得しようとするよりも,はるかに簡単に到達することができるでしょう。
必須になる技術・知識は以下のような感じです:
- R Markdownの記述方法
- yamlフロントマターの基礎
- chunkオプションの基礎
- navbarの記述方法
- 公開するWebサーバーへの設置方法
さらに以下の技術・知識があると便利になるでしょう:
- cssの記述方法
- pandocの仕様
- JavaScript(jQuery)の知識
- htmltoolsパッケージ
だいたいこんな感じです。
参考資料など
基本的には,公式ドキュメントを参照してください:
あとは私の上記GitHubのREADMEなどで紹介している記事を適宜参照してください。もしわからないところがありましたら,[@kazutan](https://twitter.com/kazutan)へメンションやDM,あるいはr-wakalangに質問を投下してください。
Enjoy!